おじいちゃんはモルボルと出会った

おじいちゃんが竜騎士になる話 ロゴ

【おじいちゃんが竜騎士になる話のルール】

・レベルを上げる手段は問わない、ただしその時点で挑戦できるIDには必ず1度挑戦する事。(ハードID、レベル50以上のIDは含まない)

・フレンドの力を極力借りない事。これはフレンドにID周回に付き合ってもらったり、装備をもらったりするのを防ぐため。

・そしてなによりおじいちゃんで生きている時はおじいちゃんぽい言葉遣いにする事。

・レベル50になって竜騎士のAFを装備出来たらゴール。


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森の都グリダニア。

前回カフェでお茶を出してもらえなかったおじいちゃんはお茶は諦めて道行く冒険者達に鎧を貸してくれないか頼み込んでいた。

しかし冒険者にとって装備は生命線、いくら小さい孫がいると言っても鎧を貸してくれる冒険者は見つからなかった。

そうして3人目に声をかけた時だった「ジャンプマンだろ?それなら普通の鎧じゃ駄目だぜ」そう男が言ったのだ。

詳しく聞いてみるとジャンプマンが着ている鎧はAF(アーティファクト)と呼ばれ、他の鎧とはデザインが全然違うようだった。

しかもある程度体を鍛えていないと着れないくらいには重いらしい。

「じいさんじゃあ腰の方が先に逝っちまうかもな!HAHAHAHA!!」

ちょっとむかついたおじいちゃんは偶然を装ってその冒険者の小指を踏んでちょこっとだけ謝って走って逃げた。

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次の日、おじいちゃんは槍術士ギルドに来ていた。

昨日来ていた余所行きの服は汗臭くなったのでいつもの服に着替えての訪問だ。

「こんにちは」

「ようこそ槍術士ギルドへ!槍術に興味がおありですか?」

「ハイ」

ぶっちゃけ槍術に興味はなかった。

とりあえず手続きを済ませて槍術士ギルドに入ってしまえばジャンプマンの鎧についても何か分かるだろう、そう思っての事だった。

おじいちゃんは行動派なのだ。

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「ところでお姉さんや」

「はい、なんでしょう?」

「ジャンプマンて知っとるかのう?」

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「え?なんですかそれ?」

「え?」

「え?」

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おじいちゃんの当ては外れた。

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「(大変じゃあ!!何の情報も得られんのに槍術士ギルドに入ってしもうた!年会費とか取られるんかのう…いや、月額かのう…)」

困り果てたおじいちゃんは冒険者ギルドのミューヌのところへ相談しに行くことにした。

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「助けて下さい」

「まぁ、落ち着こうか?」

急いで来たおじいちゃんはすっかり平静を失っていた。

それに走ったものだからまた汗臭くなってしまった。

そんなおじいちゃんを見てミューヌはすっとお茶を差し出しでくれた。

その心遣いに感動したおじいちゃんは笑顔でお茶を飲み干すと事情を説明した。

「――と言う訳なんじゃ」

「なるほどね…ジャンプマンは僕もよく知ってるよ。竜騎士のAFを着たヒーローだね」

「おぉ…さすがミューヌさんじゃ…!」

「ただどうやって手に入れるかまでは知らないなぁ…」

おじいちゃんは落胆した。

冒険者ギルドを取りまとめるミューヌが知らないという事はこの世に入手方法を知る者はいないという事になると思ったからだ。

失意のあまり2杯目のお茶をやけ飲みし始めたおじいちゃんを見てミューヌは口を開いた。

「おじいちゃんも冒険者になるのはどうかな?」

「わ、わしが冒険者…?」

「うん、そうすればAFの情報も徐々に集まると思うんだ」

昔誰かが言っていた。

「情報は足で稼げ」

ただじっとしているだけでは情報は集まらない。

それがAFという特殊なものとなれば尚更だ。

おじいちゃんはミューヌの言う通り冒険者ギルドへの登録を済ませ情報を足で稼ぎ始めた。

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おじいちゃんは走った、もう汗臭くなることも忘れて走った。

全てはジャンプマンの為、その姿をした自分を大好きな孫に見せて上げるために。

「(そう言えば鎧が重いとも言っておったのう。ここは一つ体を鍛えてみるか!)」

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おじいちゃんは街の外に出た。

いくら年老いたとは言え普段から木を切る仕事をしているおじいちゃん、体力と腕っぷしにはそこそこ自身があるのだ。

槍術士ギルドで倒してこいと言われたモンスターでも倒そうかと辺りを窺っている時であった。

ガサガサ!

草をかきわける音と共に何かが自分の目の前に飛び出して来たのだ。

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「わーーーーーー!!こら!待たんか!!!」

飛び出してきたモルボルは喋った。

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「(え、今喋った?しゃーこら!でんがなまんがなって言った!?)」

おじいちゃんはたまに耳が遠い。

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「お前さんが驚くのも無理はない、なんと言ってもこの通りわしはモルボルだからなぁ」

そう言って小さいモルボルが語り出した。


どうやらこのモルボルは所々記憶がないらしく、なぜ自分がこんな姿なのかも分からないらしかった。

元はモンスターではなく歴としたヒトで、趣味でこの世界の事を調べていたところ気が付けばこんな姿になっていたと言うのだ。


若い冒険者ならこの状況にパニックになって逃げだしてしまうかもしれない。

しかしおじいちゃんは今まで様々な人生経験をしてきている人生の熟練者。

喋るモルボルに対してこう言ったのだ。

「お前さん、わしと一緒にくるか?」

「んん?」

「帰る場所も分からんのじゃろう?それなら何か思い出すまで一緒に冒険してみんか?」

実はおじいちゃんも心細かった。

大好きな孫の為とはいえたった1人で世界を旅してAFの情報を集めるのは無理だと思っていたのだ。

「わし、モンスターじゃぞ?」

「構わんよ、わしも今は汗臭モンスターじゃ」

「かーっかっかっか!!」

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モルボルが なかまに くわわった!



これから先この2人に一体何が待ち受けるのか、それはこれからのお楽しみ。


【にけの気持ち】

とても長い文章になったおじいちゃんの話しをここまで読んで頂きありがとうございます!!

これからIDに行ったりするにあたってその時の僕の気持ちも書ければいいなと思ってこのコーナーを設けました!

まだまだ物語導入部な「おじいちゃんが竜騎士になる話」ですが、その内続きがある!と思いながら見守ってもらえれば幸いです!



つづく。
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