FC2ブログ

少しずつ色づいて

affxiv_20180827_002326.jpg

家を出て朝一番にすれ違った人の顔を僕たちは覚えていない。

お昼ご飯を買う為に寄ったコンビニで同じ列に並んでいた人のことを覚えていない。

ffxiv_20180827_002307.jpg

夜帰る時に乗っていた電車の隣の席の人の事を考えたりはしない。

同じ花火を見ていた名前も知らないたくさんの人のことを気にかけはしない。

ffxiv_20180827_002330.jpg

最初は誰もが灰色で、自分とは関係がない。

同じ花火を見て同じように笑ったり、感動したとしてもそんなことは気にもとめない。

ffxiv_20180820_002714.jpg

だけど何の偶然か、今の今まで自分にとって誰でもなかった相手に色がつくことがある。

色がつくのは朝すれ違った人が落とした物をして、それを拾って上げた時かもしれない。

夏の花火に浮かされて同じ顔で笑ってる人に声をかけた時かもしれない。

ffxiv_20180827_002527.jpg

自分にとってなんでもなかった灰色と何かをきっかけに出会う。

そして関わって、喋って、相手のことを知っていく。

ffxiv_20180827_002641.jpg

落とし物を拾うまでは誰でもなかった灰色が。

声を掛けるまでは誰でもなかった灰色が。

今日は昨日より色づいている。

ffxiv_20180827_002644.jpg






















ffxiv_20180827_002645.jpg

ffxiv_20180827_002700.jpg

僕はそういう「誰か」が「あなた」になる瞬間が大好きだ。

affxiv_20180820_002714.jpg

全てが灰色にしか見えない時もあるでしょう。

生きていればそういう時もくるのでしょう。

だけどそれと同じように、灰色に色がつく日もくるのでしょう。

そして、

bffxiv_20180827_002326.jpg

そしていつか鮮やかに色づく日がやってくるのでしょう。

現実でも仮想の世界でもそれは絶対変わらない。

灰色に色がつくその時が好きだから、僕は今日も生きている。



つづく。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する